榊原(葉っぱ)です。

娘の部屋を掃除していたら「自分のいいところ」という本が出てきた。
これはベネッセの進研ゼミ小学講座の付録だったらしく、子どもが書く「自分のいいところ」と親が書く「うちの子のいいところ」のページがある。

娘が書いた自分のいいところにはこう書いてある。(2001年3月22日 9歳ころかな。)
・にがてなことがあっても自分のすきなことだけすすめていく
・べんきょうやりすぎていない
・学校がすき
思わず笑ってしまった。娘そのものだと思った。
苦手なことはやらない。でも、好きなことはとことん楽しくやる。(その頃は走ることだった。)
勉強は頑張らない。でも、学校は大好きだった。

親が書くページには私が書いていた。
・誰とでも気楽に話しかけられるところ
・くよくよしないところ
・やさしいところ
・足が速いところ
・あきらめないで頑張れるところ
・のびのびしているところ
・なにか頼んでも嫌な顔せずにすぐやってくれるところ
今の娘にもそのまま当てはまる。それが娘の原点、芯の部分なのだと思う。

しかし、中学校に入った時に娘は変わってしまった。
大好きだった陸上も、順位や成績に追い立てられ、振り回され、振り落とされていった。
高校では、陸上の顧問からお手紙をもらってまで誘われたが、決してもう陸上をやることはなかった。
やさしかったりのびのびしていたら、この中学の環境ではやっていけなかったのだろう。
もうにこにこしなくなった。「にこにこ」が友達から「むかつく」と言われるようになったらしい。
今までの自分を否定して、自分をダメな人間だと思うようになった。
そして、心が不安定になり苦しんだ時もあった。

高校は楽しく好き放題やっているように見えたが、やはり自分を否定したままだった。
しかし、高校ではたくさんの友達に恵まれ、その後進んだ短大でも友達やゼミの先生、ゼミの仲間に恵まれ、
だんだん自分を取り戻していった。

今の娘はその本のページにかいてある娘のままだ。
・苦手なことがあっても誰かが助けてくれるから自分の好きなことだけやっていく
・育児は頑張らず楽しくやっている
・子どもが好き 家族が好き 友達が好き

私も18年前に書いた時の気持ちと同じだ。
娘のいいところは、誰にも気楽に話しかけられるところ、くよくよしないところ、やさしいところ、にこにこ笑顔・・・。

そして、もうひとつ。
そんな自分を好きでいるところ。