6期、古山です。

先日、書店に行ったら日本語の美しい話し方の本が平積みされており、ちょっと開いてみました。
昔から使われている「ごきげんよう」「恐れ入ります」「つかぬことを伺いますが」などの丁寧な言葉の解釈本で、若い人がよく買って行くそうで、静かなブームらしいです。

でも、使い方を間違えると大恥をかく言葉…生半可で使わないように、こういう指南書が出ているんですね。
以前、何かの本で読んで大笑いしたことがあります。
「よんどころない事情で退出します。」と言うべきところを、つい「やんごとなき事情で…」と言って、相手に驚かれた(皇室の方と思われたか)。
林真理子さんも何年か前の文藝春秋に書いていましたが、会合に若い人を招いたら、いきなり「花を添えますね。」と言われ絶句したそうです。
本来なら控え目に「枯れ木も山のにぎわいで…」と言うべきところを、大きく出られてしまったと書かれていました。

本当に日本語は難しい。
付け焼刃で言ってはダメで、何か教養を試されている感じがします。
でも、失敗しながら使っていけばいいと思います。

10年以上前の娘の授業参観で、英語の先生が「日本語でも英語でも、知っている言葉を増やしましょう。特に外国では、キチンとした言葉を使うとレディとしていい扱いをしてくれますよ。」と言われ、なるほどと思いました。
「○○じゃねぇ?!」「やばい」を連発していたらダメなのね。
語彙を増やして、ひとりよがりでなく、わかりやすい言葉を使えば、自ずと「美しい言葉」になると、自分なりに解釈しています。