6期・古山です。
最近読んでよかった本を紹介します。

◆ アウシュビッツを一人で生き抜いた少年    トーマス・バーゲンソール   朝日新聞出版 760円
作者は10才でゲットーから収容所に送られ、両親と離れながらも過酷な収容所生活を生き抜き、12才で解放されます。ホロコーストの体験記は、たいてい≪連合軍により解放された≫で終わるが、彼は敵であるドイツ社会で憎しみの感情をコントロールしながら生活して行く姿が印象的でした。

◆ 「怖い絵」で人間を読む    中野京子    NHK出版生活人新書 1100円
中野さんの「怖い絵」1~3をテレビ用テキストのためにコンパクトにした新書で、ルネサンス以降の西洋美術を歴史を交えながら、わかりやすく紹介しています。時にギョッとするような怖い絵画もありますが、その意味を読み取ると、不思議に落ち着きます。

◆ ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 平家物語    武田友宏    角川ソフィア文庫 667円
平家物語全巻のダイジェスト版で、一部原文と口語訳があり、「大河ドラマの参考になれば」と軽い気持ちで読み出したら、一気に壇ノ浦まで行ってしまいました。中学・高校でやった古文の授業も懐かしく、日本語の美しさやストーリーのちみつさに引き込まれます。このシリーズには、源氏物語・枕草子・徒然草などもあり、また読んでみます。

◆ 絵本 くだもの王国    岩崎書店 1400円

果物がきれいな絵でわかりやすく説明されており、子供達が小さい時に(20年以上前)読んでいた懐かしい本…絶版だと思ったら、版を重ねて有り、感激しました。ニンカン・ネットのサロンでも、いつか「絵本を語る」をやりたいですね。