連日のムーランです。

外は雨だし、仕事は休み。
そこで今日は、最近読んだ感動の本を紹介する。
『空へ向かう花』小路幸也 著
不幸な偶然により、同級生を死なせてしまった12歳の男の子。
「死んでしまってもいいかな・・」とビルから飛び降りようとする場面から始まる。
たまたま、それを止めることができた同い年の少女。
そして少年・少女の周りの大人たち。

登場人物すべてが皆、事情があり、それぞれの荷物を背負っている。
それでも皆、何とか少年の背負ってしまった荷物を降ろしてあげたいと思う。
少年を守ろうと、それぞれの立場で自分のできる限りを尽くす。
その優しさは決して押しつけがましくなく、だけど毅然としていて揺るぎない。
出てくる誰もが暖かく、そして前向きに生きている。
全ての人が魅力的で主人公とも言える。

あっという間に読めてしまう、感動の一冊である。
是非、若い人にも読んでほしい。

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